Kiyomi
Fordham Abbey as seen from heaven!
Up, up and away! The sake Gods' view of Fordham Abbey and our fantastic new brewery building from the heavens. Enjoy and share please!
Posted by Dojima Sake Brewery UK on Thursday, October 26, 2017
The Home of Dojima Sake Brewery
フォーダムアビーは、日本人による英国初の日本酒の醸造所として、さらに、日本の食文化や伝統工芸の発信地として、日本人の心と伝統を英国人はもとよりヨーロッパの人たちに伝える拠点として、文化交流の場としてする生まれ変わろうとしています。
2015年3月、堂島麦酒醸造所は、牧草地に囲まれた重要建造物に指定される18世紀のマナーハウスと古いレンガに囲まれた庭園のある、敷地面積約75エーカーのフォーダムアビーを購入しました。
赤レンガの18世紀ジョージ王朝時代のマナーハウスは、13世紀ヘンリー3世の時代にロバートフォーダムによって創設されたギルバタイン修道院跡に建っています。
修道院そのものは、1419年に火事で燃えてしまいました。 また、宗教改革後、1538年に修道院は崩壊しました。
マナーハウスは、1618年、ウィリアムラッセル卿(チッペンナム公)の手に渡り、1652年に3男でケンブリッジ代表の国会議員のジェラルドラッセルが相続しました。 1682年に兄のウィリアムラッセルが受け継ぎ、1701年に亡くなるまで派手な生活を続け、破滅寸前の状態で、未亡人のエリザベスクロムウェルは、1709年に海軍将官チャールズワグナー卿に売却しました。
1710年海軍将官ワグナー卿は、スペインで手に入れた大金で、トマスアーチャーの様式をまね、家のパネルや絵画にはめこみ、大きなバロック調の屋敷を作りあげました。
1722年には、エドワードハリソンに、さらに1730年には、ウィリアムメットカーフに売却されました。 バロック調の家は、メットカーフにより1760年に完成したようです。
後に、そのバロック調の家のレンガを利用して、シンプルな左右対称のジョージ王朝時代の典型的な様式に建てなおされました。
1790年ウイリアムの息子のジェームスがバースに移るため、ジェームスフランシスノーブルにフォーダムアビーを売却されました。
フランシスノーブルは、バロック式の屋敷を取り壊してしまいました。
そして、そのレンガを利用して、1790年から1807年の間に小さくシンプルな現在の家に建て直ました。 バロック式のオリジナルのパネルや階段も使われました。
1808年に立て直された家は、ウィリアムダンガードナーに売却されました。
1933年には、サーウェルフィリップソン大佐が購入しました。
1957年に、RMスミスファミリーに渡り、後ろにキッチンが建て増されました。
そして、2015年には、橋本ファミリーがスミスファミリーから購入し、フォーダムアビーの新しいチャプターの始まりとなりました。
マナーハウスでは、イベントや会議などにご利用して頂くことができるよう改修工事が間もなく完了します。
そして、醸造所は、2016年秋に工事に取りかかった醸造所は、2018年4月に完成し、試験醸造が始まりました。
オープニングは、2018年秋を予定しています。
窯工房
新しく建てられた陶芸の工房では、細川護光が年に数ヶ月滞在し、作品作りや教室を開催します。